Entries
恐怖について 2
恐怖からの自由
『私たちは動物的・文化的条件付けの双方から自由になれるか?』
そこで、私たちが動物的なものから自由になるだけでなく、
それを超えた地平にまで進むことは可能でしょうか?
あきらかに〔身体の〕自己防衛反応は恐怖ではありません。
それは英知と呼ばれるものです。
私たちは食べ物を、衣服を、身を休める場所を必要とします。
誰もがそれを必要とします。
そして、この問題を政治家たちが解決することはできません。
政治家は、世界を国々に分割します。
他とは分離した、それぞれの最高政府を、軍隊を、
そして国家主義のありとあらゆる毒に満ちたナンセンスを持つのです。
解決すべきは、たった一つの政治問題だけであり、それは人類の統合をもたらすことです。
もしもあなたが国籍のようなものに執着するのなら、それは実現することはないのです。
家が燃えているとき、あなた方は水を運んでいる人がどうだなどという話はしないでしょう。
家に火をつけた人間の髪の色はどうかとか、そんなことは話さないでしょう。
あなたはただ、水を持ってくるのです。
ナショナリズムは、宗教が人間を分割するのと同じように、人を分割します。
そして、この国家主義の精神と宗教的な信念が、
人を分離させ、互いに反目させるのです。
なぜこのようなことになるのでしょう・・・
それは私たちが皆、ちっぽけな自分自身の水たまりの中で暮らすことを好むからです。
ですから、人は恐怖から自由にならなければならないのですが、
それは行うのが最も困難なことの一つなのです。
私たちの大部分は自分が恐れていることに気づいておらず、
何を恐れているのかに気づいていません。
そして自分が何を恐れているのかを知っても、どうすればよいかがわからないのです。
だから私たちは現実の自分から、恐怖から逃げ出します。
そして、その逃走が恐怖を募らせるのです。
かくて私たちは不幸なことに、逃走のネットワークを発達させてきたのです。
『恐怖の起源』
どのようにして、恐怖は生まれるのでしょうか?
明日についての恐怖、仕事を失う恐怖、
死の恐怖、病気になることへの恐怖・・・・・。
恐怖は未来や過去についてのプロセスを含んでいます。
私は明日を、起きるかも知れないことを恐れています。
私は死を恐れています。
それはまだ遠くにありますが、にもかかわらずそれを恐れるのです。
さて、何が恐怖をもたらすのでしょう。
恐怖はつねに何かとの関係で存在します。でなければ、恐怖はありません。
だから人は、明日を、すでに起きていること、起きるだろうことを恐れるのです。
何が恐怖をもたらしているのでしょう?
それは思考でしょうか?
次回は『思考が恐怖の起源である』です。
(クリシュナムルティ著作集より)
〜〜つづく〜〜
***********************************
すべての人々に 大いなる気づきが訪れますように
世界中が平和になりますように
地球が癒されますようにsammyはいつも祈っています

ランキングに参加しています
ココを押して応援してね!
- [No Tag]
*Comment
Comment_form